本日の東証リート指数は、引け際の30分でやられました。そこまでは、前日上昇分が反落かという程度の下げでありましたが、14:00から急落でプラス10ポイントの下落分が積まれましたね。
また、本日の売買代金は、12,073百万円程度でした。商業物流等は昨日よりもむしろ膨らみましたが、オフィス系と住宅系が前日比マイナスで低商いとなっています。
個別銘柄では、一昨日決算を発表した日本ビルファンド投資法人(8951)は、昨日の相場付きでは意外な好評価を得たのかと思われたのですが、本日はそれが剥げ落ちたのかもしれません。ただ、引け際30分までは、全体相場とともに、結構頑張っていたので、何らかの投げ売りにやられただけかもしれません。
また、昨日日本ビルファンド投資法人(8951)になんだか連れ高したジャパンリアルエステイト投資法人(8952)でしたが、結局-2.14%の反落となっています。
他の種別に比べれば、割と活況であった物流ですが、GLPリート(3281)や日本プロロジスリート投資法人(3283)は昨日と同程度のボリュームで売買されており、わずかですが上昇していますね。
なお、日本国債は、日銀会合後も特段変わった動きがないようです。
長期金利終値、0.755%に上昇(産経ニュース) http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130816/fnc13081617430010-n1.htm
16日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0.8%)の終値利回りが前日比0.015%高い0.755%となった。 前日に米長期金利が上昇したため、日本国債も売り優勢で利回りは上昇した。ただ、東京株の下落が国債相場を支え、売り一巡後はもみ合った。(2013.08.16産経ニュース)
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
さて、本日週末のJリート指数は、1345.80となりました。先週末が1346.55でしたので、活気がなかった割には下げなかったことになります。
週を通しての安値といっても、週初につけた1333.41くらいでしたから、閑散に売りなしであったといったところでしょうか。高値は、昨日の1368.96まで行きましたから、本日も残り30分何事もなかれば、気分悪くない感じだったと思われます。
今週は、お盆ということもありまして、予想はされたわけですが、週を通してほぼ閑散相場となりました。14日には、全体のJリートの売買代金が10,070百万円を切るかというところまで落ち込んでいます。
まあ、1346.55から1345.80ですから、全体の指数としては、ほとんど下げなかったということでありますので、そんなにどんよりな週末ということにはならなかったのではないでしょうか。
来週には、お盆休みをとっていたお盆マネーが戻ってくるのではとも言われておりますが、出来高を伴って売買に活況さが戻ってくることを期待したいところであります。
では、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。