Jreit(不動産投資信託)情報weekly~リート話はてな支局

Jreit(不動産投資信託)の情報をほぼweeklyで提供。

今週のJリート(REIT)、またもや週末に最安値を付け、戻す展開に(06.17~21)

本日の東証リート指数は、1255.85というGDにて寄り付きましたが、その後は終日ほぼ右肩上がりの、この形のチャートは久しぶりに見たか、というような場中となりました。前日比+17.16です。 なお、本日は日銀の買い入れが1億入っています。 http://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit.pdf ※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、今週のJリート相場は週末1292.81にて引けました。先週末終値1315.50からの下落となっています。

今週の最安値は、本日の寄り付き付近でつけた1252.27でした。その割には、その後の上昇で、帳消しとなりましたので、今日の寄り付きあたりが今週の安値だったという感覚はなかった方もいることでしょう。

ちなみに、先週(10~14)も金曜日の寄り付きあたりで付けた1238.46がその週の最安値でした。そして、その後戻して付けた1315.50が終値ベースの週高値です。

では、先々週(3~7)はどうだったかといいますと、寄り付きで1262.69をつけて、1292.35へと戻していますし、さらにその前の週もまたその前の週も金曜日の場中に週の最安値を記録しているわけです。

土日を持ち越したくない人が増えているのでしょうか。とはいえ、先週今週とちゃんと戻していますので、それを拾う人がいるのです。

まあ、今週は週を通しての値幅100近かった先々週と先週に比べれば、ボラリティは落ち着いてきております。

さて、最近は米国リートの動きが激しくなっていますので、ふれておきます。

米REITが続落-投資家は金利上昇に弱い銘柄手放す(bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MOPRH96JTSEM01.html

6月20日(ブルームバーグ):米国の不動産投資信託(REIT)の値動きを示す指数  は20日、前日に続いて下落。投資家が金利上昇に弱い銘柄を手放す中、2日間の下落率の合計は2011年10月以来の大きさとなった。(2013.06.21 bloomberg

米国では、長期金利への敏感な反応が続いています。これを折り込むまでは、動きは続くものと思われます。

長期金利終値、0・875%まで上昇(日経新聞 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130621/fnc13062117280009-n1.htm

21日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(329回債、表面利率0・8%)の終値利回りが前日より0・040%高い0・875%だった。 20日の米国債相場が大幅下落したため、朝方から売りが広がり、利回りが上昇した。午後になって東京株が上げに転じると、売りの勢いが強まる場面もあった。(2014.06.21日経新聞

日本でも長期金利が上昇していますが、まだ0.8%台ですので、そんなには敏感にはなっていないものと思われますが、メディアが取り上げ始めるところまで上がってくると、Jリートも無関心ではいられなくなるでしょうか。

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。