週末の東証リート指数は、寄り付きから1900を割り込み、その後も日中まちまちな相場となりました。前日比-13.02。
全体としては、上昇銘柄14、下落銘柄39、変わらず0となりました。個別銘柄では、主要銘柄の日本ビルファンド投資法人(8951)は前日比-1.75%、ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)も-1.64%と、指数以上の下げ。イオンの不調が報じられた関係か、イオンリート投資法人(3992)は-2.30%の大幅下落。
東証リート指数 1893.49(前日比-13.02) -0.68% 日経平均 16,848.03(前日比-63.02) -0.37% TOPIX 1,361.40(前日比-9.95) -0.73%
4月13日 オリックス不動産投資法人(3954) 平成28年度2月決算発表 http://www.orixjreit.com/file/news-6b2eb76c9061ac297bacdb895404c3030131ce03.pdf 分配金微増見通し
4月13日 GLP投資法人(3281) 平成28年度2月決算発表 http://www.glpjreit.com/site/file/tmp-m5fx2.pdf 分配金微増見通し
4月14日 日本リテールファンド投資法人(8953) 平成28年度2月決算発表 http://www.jrf-reit.com/upd/ir_news/pdf/1604141531311891.pdf 分配金微増見通し
4月14日 ヒューリックリート投資法人(3295) 平成28年度2月決算発表 http://www.hulic-reit.co.jp/file/news-982458031e48298227fccda25789e0f785842b7f.pdf 分配金増見通し
4月14日 ジャパン・シニアリビング投資法人(3460) 平成28年度2月決算発表 http://www.jsl-reit.com/src/pdf/jsl_20160414-1.pdf
4月15日 大和ハウス・レジデンシャル投資法人(8984) 平成28年度2月決算発表 http://daiwahouse-resi-reit.co.jp/file/term-81175f6ff836063b7ca446949db713e3d7d5c538.pdf
4月15日 大和ハウスリート投資法人(8984) 平成28年度2月決算発表 http://www.daiwahouse-reit.jp/site/file/tmp-8v5qS.pdf
長期金利 長期金利、1カ月ぶり低水準 市場で品不足感強まる(ロイター) http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF15H0P_V10C16A4EE8000/
15日の債券市場で長期金利が約1カ月ぶりの低水準に下がった。指標の新発10年物国債利回りは前日比0.025%低下(価格は上昇)し、年マイナス0.115%を付けた。3月18日に一時付けた過去最低(マイナス0.135%)以来の低さ。国債の品不足感が強まったことが背景だ。 日銀が15日実施した国債を買い入れる入札で、金融機関があまり積極的に応札せずに国債を手元に置いておく姿勢が強まったとの見方が広がった。「日銀が追加金融緩和に動かなくても、国債の需給は十分に引き締まっている」(JPモルガン証券の山脇貴史氏)との指摘もある。(2016.04.15 日経新聞)
※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→
※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。
さて、東証リート指数の週末終値は1893.49となりました。前週末終値が1905.39でしたから、10ポイント程度の下落となりました。
今週の最安値は、火曜場中の1881.93、最高値は、木曜場中に記録した1906.51でした。今週も1900を超えたり、割ったりと1900近辺をウロウロしただけの相場となっています。
以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。
オフィス 1838.70()→1892.24(2.9%)→1870.69 (△1.1%) 商業物流 2389.06()→2434.37(1.8%)→2430.83(△0.1%) 住宅 2488.20()→2545.64(2.3%)→2543.73(0%) 全体 1859.75()→1905.39(2.4%)→1893.49(△0.6%)
不動産株 1368.78()→1335.01(△2.4%)→1415.51(6.0%)
東証リート指数は、先週大幅上昇していますから、今週は一服となりました。先週大幅に下落した不動産株でしたが、今週は大きな上昇幅となり、激しい相場です。
次に、Jリートと10年国債との利回り差の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。
2016年4月15日時点 リート予想分配金利回り 3.30% 国債10年物最長期利回り △0.115% スプレッド 3.415%
さて、今週発表となりました主な指標等の結果ですが、特段気になったものがなかったので、今回は、週末に飛び出した大和ハウス・レジデンシャル投資法人(8984)と大和ハウスリート投資法人(8984)の合併について、触れて終わりたいと思います。
大和ハウス・レジデンシャル投資法人と大和ハウスリート投資法人の合併契約締結に関するお知らせ http://www.daiwahouse-reit.jp/site/file/tmp-vjzHH.pdf
分配金は、平成 29 年2月期4,650、平成 29 年8月期4,700となり、それぞれ微増ということで、予想の修正が出ています。
また、今週は熊本で発生した大地震の影響ということで、各投資法人から物件に関する情報がリリースされております。
それでは、リート投資家のみなさま、今週もおつかれさまでした。