Jreit(不動産投資信託)情報weekly~リート話はてな支局

Jreit(不動産投資信託)の情報をほぼweeklyで提供。

今週のJリート(REIT)は、為替相場に持っていかれ相場(5.7~5.10)

本日の東証リート指数は、寄り付きから引けまで、ほぼ下がり続けました。というか、昨日とほぼ同様の展開をもう1日続けてみましたといった感じになりました。また、日銀の買い入れも入っていますが、やはり購入額は6億でした。 http://www3.boj.or.jp/market/jp/etfreit.pdf ※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、今週のJリート相場は、久しぶりによく調整した感のある週となりました。といっても、木曜日と金曜日がすべてでした。

とはいえ、先週末終値1583.81から本日終値1491.53までは100ポイントもありません。日によっては、3月や4月当初の頃は、1日で70ポイントとか100ポイント以上動いた日があったことは記憶に新しいと思いますので、その値幅を体験してこられた方にとっては、そこまで激しさは感じられないかもしれませんね。

今週を通してみますと、7日と8日は終値ベースでは、ほとんど前日と変わらなかったわけですが、9日と10日は下落に転じています。為替ゲームが始まったことで、資金の移転が始まっているのかもしれません。Jリート相場は、7日と8日とで、動きがなかったわけですから、あっちが動いたっ、それ行けっ、というのは、ある意味自然とも言えます。

このタイミングで銀行が売っているとも思えないような感じがしますので、個人売りもしくは投信を通しての個人売りでしょうか。

さて、先ほど週の下落幅は、100ポイントもありませんと述べましたが、この点気になるかどうかは、Jリート投資を短期でみているか、中長期でみているかによるかもしれません。短期で投資している方にとっては、例えば本日の福岡リート投資法人(8968)は19000円ほど下げていますから、痛いわけですが、中長期で見ている方は多少なりとも感じ方が異なるものと思われます。

現状は、為替株が優位ですから、非為替株のリートには、順番が回ってこないことになっていますが、為替株の業績が上向きになるのであれば、ひいては、リートの投資対象にも循環するわけでありますし、本日のいちごリート投資法人(8975)が上昇しているように、分配金利回りが上昇するという景色を見せられるのあれば、投資口価格においても評価されるわけです。

この局面では、さて、どこまで下がるのか、分配金の水準から見るとどうなのか、毎日見ていられるかどうかが重要なのではないでしょうか。

それでは、Jリート投資家の皆様、今週もおつかれさまでした。