Jreit(不動産投資信託)情報weekly~リート話はてな支局

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今週のJリート(REIT)は、日銀の孤軍奮闘相場(4.22~4.26)

本日の東証リート指数は、前場のうちの何のこともない相場から、後場になると、するすると下落し続けました。後場からの下げであったためか、日銀の買い入れも入らずでしたね。 ※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

さて、今週の東証リート指数は、先週末終値の1621.49から本日の1582.73への40ポイントの下落となりました。リートがすごい調整してるなあとお思いの方がいるとすれば、それはリーマン後をご経験されていない方かもしれません。

リーマン後を経験されている方は、なんとも平和な相場展開だとのご感想になろうかと思います。まあ、短期で相場をはっていた方は、そうも言ってられないかもしれませんが、それはそれとします。

基本的に、行って戻った先週のリート相場ですら、場中で1544.90を付けていますが、今週は一度もその値にふれてもいません。とはいえ、今週の最安値が本日の終値ですから、後味は良くないかもしれませんね。

今週で特筆すべき点は日銀による買い入れかと思います。先週は、16日に17億円を購入しただけでしたが、今週は23,24,25日と3日連続で17億買い入れていますので、合計51億です。結局、今週が先週ほど下がらなかったのも、日銀のおかげとも言えそうです。よくこんなに買いましたね。

来週も日銀は、リート指数を支え続けるのでしょうか。いくら日銀といえども、買い入れ枠がありますので、下落圧力が続く中でずっと買い続けるわけにはいかないのではないでしょうか。1度ガツンと調整して欲しいと思っている方もいらっしゃるはずです。

日経平均が14000円超えていくかどうかという点、ドル円が100円超えるかどうかという点、各企業の決算はどうかという点に目がいっているうちは、リートとしては、なかなか次の展開へというのは難しいかもしれませんが、そんなときこそ次買えるリートを調べておく期間にもなり得ることと考えます。

では、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。