Jreit(不動産投資信託)情報weekly~リート話はてな支局

Jreit(不動産投資信託)の情報をほぼweeklyで提供。

今週のJリート(REIT)、引き続き指数1600台を維持。

個人的な夏休みをいただいておりました。長い間のブログ休止を失礼しました。

週末の東証リート指数は、日中の値幅が10ポイント以下という狭い範囲での値動きでしたが、右肩上がり上昇。そのまま週を通しての高値で引けると思われましたが、引け際の下落。

値上がり銘柄14、値下がり銘柄30、変わらず2銘柄となっています。全体指数としては、2ポイントほどの僅かな下落だったにもかかわらず、下落銘柄が目立っていました。

個別では、日本プロロジスリート投資法人(3283)イオンリート投資法人(3292)などいくつかの銘柄が1%超の上昇となり、指数を支えていました。

国債先物は小反発、長期金利変わらず0.530%(ロイター) http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0Q727B20140801

現物債は小動き。日銀が通告した国債買い入れの結果は、残存5年超10年以下がしっかりだったが、同1年以下は甘くなった。ただ、相場への影響は限られた。10年最長期国債利回り長期金利)は同変わらずの0.530%(2014.08.02 ロイター)

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。


さて、東証リート指数の今週末終値は、1614.30となりました。先週末終値が1607.31でしたから、およそ7ポイントほどの上昇となりました。

今週の最安値は、火曜日につけた1602.23、最高値は、木曜場中につけた1619.81でありました。先週今週と主戦場が1600台となっています。

以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。

オフィス 1593.23(1.4%)→1586.97(△0.3%)→1594.01(0.4%) 商業物流 2107.40(1.9%)→2110.28(0.1%)→2122.14(0%) 住宅   2031.92(0.7%)→2049.88(0.8%)→2049.76(0%) 全体   1607.73(1.5%)→1607.31(o%)→1614.30(0.4%)

不動産株 1622.32(1.5%)→1619.25(△2.4%)→1618.22(1.3%)

ここ数週間はオフィス系がまちまちにはなっておりますが、そもそも中旬頃からいち早く上昇していました。上記のとおり、だいたいにおいて先週先々週は、牛歩の歩みで少しずつ上昇している形です。

Jリートと10年国債との利回り差の推移です。

2014年8月1日時点    今週末 リート予想分配金利回り  3.46% 国債10年物最長期利回り  0.53% スプレッド        2.97%

来週のJリートに関する主なスケジュールですが、8月5日(火)米ISM非製造業景況指数[総合]-7月、7日(木)~8日(金)日銀会合

今週末の日銀会合のコンセンサスは、現状維持とされている模様です。

日米の注目経済指標:日本銀行金融政策決定会合は金融政策を現状維持へ(財経新聞 http://www.zaikei.co.jp/article/20140802/207359.html

今回の会合でも消費税率引き上げが経済に与える影響などについて議論される見込みだが、金融政策の現状維持が賛成多数で決定される可能性が高いとみられる。(2014.08.02 財経新聞

来週再来週は、出来高もだんだんと減少傾向になろうかと思われます。いわゆる夏枯れとなりますでしょうか。このような薄商いで何らかの材料が出ると、どかんということも、と考えていまいますが、とりあえず来週は特段のこともなさそうです。

最後に、今週末に米雇用統計の7月分がでましたので、記事だけ転載しておきます。

7月米雇用統計:識者はこうみる(ロイター) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0G14G920140801

労働省が1日発表した7月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が20万9000人増と、伸びが市場予想の23万3000人より小さかった。失業率も6.2%と、前月並みを見込んでいた予想に反して上昇した。(2014.08.02 ロイター)

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。