Jreit(不動産投資信託)情報weekly~リート話はてな支局

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今週のJリート(REIT)、東証リート指数前週比およそ50pプラス!

週末の東証リート指数は、寄り付き小高く始まりましたが、前場から後場にかけて上昇し始めると、右肩上がりで終値1753.36。強いとしか言えません。

全体としては、上昇銘柄33、下落銘柄4、変わらず0となりました。

個別銘柄では、日本ビルファンド投資法人(8951)ジャパンリアルエステイト投資法人(8952)といった旗艦銘柄が大幅上昇となっております投資信託や海外勢が大きく買ってきているのかもしれません。

長期金利が0・475%に低下(sankeibiz http://www.sankeibiz.jp/macro/news/141114/eca1411141703008-n1.htm

 14日の国債市場は、長期金利の指標である新発10年債(335回債、表面利率0・5%)の終値利回りが前日より0・020%低い0・475%だった。 日銀の買い入れで国債需給の引き締まりが確認されたことから、価格が上昇して利回りは下がった。(2014.11.14 sankeibiz

※日々のリート指数などはサイドバーのDay Reit(ツイッター)をご覧下さい。→

※週や月間ベースなど指標は、上段メニュー「主要指数&指標」をご覧ください。


さて、東証リート指数の今週末終値は、1753.36となりました。先週末終値が1704.17でしたから、実に50ポイントほどの大幅大幅な上昇反発となりました。

今週の最安値は、週初場中につけた1686.01、最高値は、週末場中につけた1753.36でした。週初に買っておくだけで、かなり利の取れる大変な相場となっています。

以下は、先週末から今週末にかけての種別ごとの指数の推移です。左から先々週末終値、先週末終値、今週末終値です。

オフィス 1717.197.1%)→1635.97(△4.7%)→1712.31(4.6%) 商業物流 2214.23(4.2%)→2231.61(0.7%)→2318.43(3.8%) 住宅   2197.46(3.4%)→2194.96(△0.1%)→2270.54(3.4%) 全体   1716.55(5.3%)→1683.02(△1.9%)→1753.36(4.1%)

不動産株 1672.91(17.1%)→1622.57(△3.0%)→1765.94(8.8%)

東証リート指数は、オフィス系は先週の下がり幅をそのまま戻した形ですが、商業物流と住宅系はほぼほぼ続伸といった強さです。不動産株は先週の下げを大幅に上回る上昇となっています

Jリートと10年国債との利回り差の推移です。Jリートの下落で利回りが上昇していますので、スプレッドが拡大しています。

2014年11月14日時点    先週  今週 リート予想分配金利回り  3.38%→3.25% 国債10年物最長期利回り  0.47%→0.475% スプレッド        2.855%→2.775%

来週のJリートに関する主なスケジュールですが、11月17日(月)首都圏新規マンション発売(前年比)-10月、19(水)日銀金融政策決定会合[結果公表]-11月、米住宅着工件数(前月比)-10月、20(木)米中古住宅販売件数(前月比)-10月です。

さて、今週も非常に強かったわけですが、特に週末の花火は強いの一言でした。東証リート指数もリーマン前を回復しておりますが、リーマン直後に買った方の資産は、だいたい5倍くらいになっているのではないでしょうか。次の高値は、2008年1月9日の1774.56です。

それでは、リート投資家の皆さま、今週もおつかれさまでした。